「空室対策は気合いだ!」を学術的に考える。
2011年3月 9日 07:05
「空室対策は気合いだ!」というのは、
フェスタに2回出演いただいた、西山雄一さんの名言ですが、
昨日はその名言を、学術的に考える機会がありました。
その日は、午後イチからの打ち合わせと遅めのランチを終え、
ぼくは2時過ぎくらいに、関内駅近くのカフェに入って、
スケジュールなどのチェックをしてました。
ノートにいろいろ書きながら考え事をしてると、
「そういえば、最近まったく入居の話を聞かないなぁ」
と気づきました。
実際問題として、入居の話を聞かないどころか、
セミナーとか日常の仕事に追われて、
空室があること自体を、意識の外に追いやっていました。
「これではいけない!!」
ぼくはそう思い、まず最初にしたのは、
ツイッターで「気合いを入れる宣言」をしました。
そして、その直後に気合いを入れてみました。
iPhoneでメールを打つのは大変ですし、
店内で電話を掛けるのは、周りのお客さんに迷惑なので、
具体的なアクションは何もしないのですが、
とにかく、気合いを入れてみました。
「空室・・・埋まれっ!」
こんな感じです。
表情は、顔文字でいうと「゛(`ヘ´#)」が割と近いかもしれません。
そしてそのあと、書き物を続けカフェを後にし、
近くにあるジムで、1時間半ほどトレーニングをしました。
運動を終えてロッカールームに戻ると、
管理会社さんから、メールが入っていたのです!!
ものすごいタイミングです。
ぼくの気合いも、捨てたもんじゃないと喜びました。
ただ、ここでしっかりメールの文章を読まれた方は、
文中に「報告が遅くなった」とあることに気づかれたと思います。
気合いを入れてから、入居の報告までは約2時間。
とすると、間違いなく気合いを入れる前に入居は決まっており、
気合いやツイートには、意味がなかったと思われる方も、
いらっしゃるかもしれません。
・・・しかし、本当にそうでしょうか。
物理学の本を読んだり、マトリックスのような映画を観ると、
人間は、その瞬間ごとの選択によって、
無限に分岐する、まったく別の世界を生きるといいます。
カフェで「空室を埋めなきゃ」と気合いを入れた人生と、
気合いを入れなかった人生は、両方とも存在するのです。
そして、自分が「選び取った」世界は、
本人の意思が反映されたものになります。
気合いを入れた人生は入居が決まっていますが、
入れなかった人生は、いまだに空室のままだろうと思います。
ということで、「空室対策は気合いだ」とは、
「空室を減らそう、入居を決めようと意識を巡らすことで、
無限の可能性の場の中から、入居率が高まる未来を選択している」
とも言い換えられます。
ぼくがよく言ってる「洗濯機の法則」とか、
有名な「引き寄せの法則」も、あながちファンタジーではなく、
科学で説明できるもののような気がします。
◆よく似たことが書いてある参考ページ
量子物理学の今後の見通し