区分マンションの管理
2011年11月18日 07:02
区分の決済も終わりまして、
書類を整理したり、諸費用がいくら掛かったかを、
エクセルに入力したりという作業をします。
これから、こういう形の不動産購入が多くなりそうなので、
どの物件にいくらの投資をして、
賃貸中にどれだけ回収して、利益がどう出たのかを、
きちんと把握する必要があるからです。
こんな感じで、まとめています。
さて、普段のアパート経営では、できるだけ省力化に努め、
セミナーなどでも、「チームを作って満室経営」をテーマにしてますが、
区分マンションは、ほとんど自主管理をしています。
名古屋で持っている2つの物件と、
今回購入した、浦和のマンションが自主管理。
少し前に買った、川口のマンションのみ、
売主さんから引き継いだ管理会社さんにお願いしている状況です。
なぜ自主管理が多いかというと、
一棟ものの管理をお願いしている場合に比べて、
どう考えても、費用対効果が悪いからです。
【理由1】入居付けの必要がない
管理をお願いする大きな理由として、
「管理物件の入居付けが優先される」という現実があります。
区分マンションの場合は、購入時に入居率100%ですし、
退去したら売却してしまうので、
一切、入居付けをする必要がありません。
【理由2】入出金業務をしてくれない
川口のマンションは、管理費や修繕積立金の口座振替制度がなく、
毎月、振り込みで支払わないといけません。
管理会社さんに、家賃からの差し引きをお願いしたのですが、
なんと、制度上やってくれないというのです。
一棟ものでは、原状回復費用や敷金の返還、借上駐車場の賃料、
町内会費やゴミ処理の費用まで、
管理会社さんが、家賃との差し引きで支払い代行をしてくれます。
【理由3】結局のところ、何もしていない
とすると、区分の管理会社さんの毎月の業務は、
1.入居者さんから家賃が振り込まれる。
2.そこから管理費を差し引いて、大家さんのところに振り込む。
しかないのです。
これで、管理料5千円(家賃が10万円くらいなので)というのは
高いなぁと思った訳でして、他の物件は自主管理でいくことにしました。
川口の管理も、委託したばかりなのでそのままにしてますが、
年明けくらいに解約する予定です。
同じような考えを持っている大家さんも多いはずなので、
もしかしたら、このあたりに、ビジネスチャンスがあるかもしれません。