銀行さんが事務所に来る。
2012年2月15日 07:33
ぼくのブログでは珍しく、融資の話です。
区分を積極的に購入するようになってからは、
「まず現金で決済」→「購入額の5~8割を後から借入」
という流れで、お金を調達してきました。
利用している金融機関は、日本政策金融公庫だけです。
自分の書いたマニュアルを褒める訳ではありませんが、
今のところ、公庫融資は100%通っていますし、
直近2件の案件については、電話と郵送だけでお金を借りています。
ただ、公庫の枠だって無限ではありませんし、
法人の決算も、3期連続で黒字となりましたので、
他行とも取引がしたいと思うようになりました。
そこで、法人の預金口座がある銀行の、
歩いていけるくらいの支店に、電話をかけまして、
「不動産を購入することになったので、融資のご相談がしたい」
と伝えました。
競売物件であることも、ちゃんと言ってますし、
いったんは自己資金で決済をすることも、報告済みです。
一応、電話口では丁寧に応対いただいたのですが・・
驚いたのは、電話に出た営業担当の行員さんが、
こちらに訪問したいと、おっしゃるのです。( ̄Д ̄;)
これまで、個人で2億円くらい借りた銀行であっても、
自宅にいらっしゃることは、ありませんでした。
行員さんは「ご挨拶も兼ねて・・」とおっしゃいますが、
どう考えても調査です。
しかも、「本日の午後」とか「ムリなら明日で」と、
非常に早い段階での訪問を、希望されます。
せいぜい翌週に・・・くらいに思っていたのですが、
さすがに当日では準備ができず、翌日に持ち越しました。
必要書類として準備するよう指示を受けたのは、
・直近3期分の決算書
・法人の登記簿謄本
・購入予定物件の図面その他の資料
これだけ。
個人の確定申告も、保有物件の明細も、
既存借入の明細も何もなし。
簡単な資料しか要求してこないということは、
まだ、貸せるかどうかまったく未知数で、
まずは「足切りするかどうか」くらいに思われている訳です。(^^;)
ただ、言われた書類を準備するだけでは、
あまりにも能がないと思ったので、
それ以外の資料も、準備することにしました。
次回につづきます。