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上手なプッシュ活動②

前回の続きです。前編はこちら

保険会社の社員が、複数の会社を扱っている代理店さんに、
自社の商品シェアを増やしてもらうよう、営業活動することも、
まさに「プッシュ活動」ですね。

そういう意味では、プッシュ歴(笑)はかなり長いです。


では具体的にどうするかについてなんですが、
ぼくが気をつけているのは、

「現時点での相手の心情を予想して行動する」ということです。


熱意が伝わっているかどうか、相手の注力度合い、
自分に対しての好感度や信頼残高、時間的・精神的キャパシティなど。

声のトーンやメールの文調、レスポンスの早さなどから、
上記のことを予想しつつアクションします。


少し前は折り返しの電話もすぐに来たけど、最近はかなり遅くなった。
どことなく、会話に緊張感がある。
メールの文章も心なしかあっさりしている・・。

こんな時は、キャパオーバーである可能性が高いのですが、
表面的には単に「やる気がない」だけのように見えてしまうので、
逆に、強いプッシュ行動をしてしまいがちです。


キャパオーバーの予兆が表面上は見えなくても、
「最近、ずっと強く言いっぱなしだな」という自覚がある場合は、
少しペースを落とすことも大切です。

自分の印象は、常にプラスであり続けるべきだと思います。


とはいえ、プッシュ活動が不足してしまうと、
他の物件に埋没して、入居が遠のいてしまいます。

このさじ加減が、非常に重要ですね。


相手がどんな状態であろうと、一定の距離感で併走する、
マラソンの先導バイクのようなイメージです。

130119000.jpg


先導バイクで大切なのは、ちょっとだけ加速するテクニック。

アクセルを回しすぎて、「ぐわーん」とスピードが上がっても、
ランナーは付いて来れません。

大家さんにとっては、この「微妙な加速」が、
「相手にプレッシャーを与えないプッシュ活動」と言えるのです。

また長くなりましたので、続きは次回に。






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