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プッシュ=思い出してもらう活動。

ちょうど良いプッシュ活動の具体例について。

過去記事 上手なプッシュ活動

過去記事 上手なプッシュ活動②


数ある管理物件を埋めていかなければならない中で、
自分の空室のことを、常時考えているのは難しいものです。
あまり期待しない方がいいでしょう。

良く似た物件を希望されているお客さんにさえ、
案内をしてくれていないのが現状です。

自分の物件のことなど、忘れられているのです。


だから、逆に言えば「思い出してもらう」だけでも、
相当な入居促進効果が得られる・・ということになります。

 忘れられている。 → 現況。

 思い出してもらう。 → ちょうど良い。

 催促されたような気になる。 → やり過ぎ。


くらいのイメージでしょうか。

図で説明すると、下記のようになります。

130120000.png


そしてできれば、コンタクトを取った結果として、
取る前よりも、いい印象をもってもらえるのがベストです。


「リフォームも、募集条件適正化も、アピールポイントの徹底もした」
「あとは頑張ってもらうだけだ」

という状態になったら、
プッシュ活動は「思い出してもらう活動」であるとも言えます。


催促感のない、ちょうど良い「思い出し」のアクションとしては、
以下のようなものがあります。
※いずれの手法も、それ単独で実施するべきであり、
 「だから入居を決めて」的な話を一緒にしてしまうと効果は激減です。


1.努力の報告

「スリッパを増やしておきました」「床掃除をしました」
「メジャーと周辺地図を置いておきました」などの活動を報告します。

大家さんも頑張ってるから、当社も・・・というように、
好印象を与えることができます。


2.連絡が取れないという予告

「今週末は打ち合わせが多いので、お電話をすぐ取れません」
「でも、多少の条件交渉は、御社の判断で内諾出して頂いて構いません」

というようなことを敢えて伝えることで、
催促をしないのに、物件を思い出してもらうことができます。

しかも申込が入る前提で話をしているので、
潜在意識に「空室が埋まるイメージ」が植え付けられます。


3.別件→気遣いトーク

「あ、入居のこととは違うんですけど、先週届いた収支明細が・・」

という感じで別件で連絡します。
「入居のこととは違う」と言うことで入居のことを思い出します。


そして用件が終わったあとで、

「来店が多くて大変だと思いますけど、
風邪などもらわないよう、お身体大事にしてくださいね」

しっかり、いい人アピールです。(=´∇`=)


テクニカルな話を書きましたが、
計算ずくでコミュニケーションをしようということではなく、

相手の気持ちを予想して、過度な負担を掛けたり、
ネガティブな印象を与えないようにしましょうというお話です。


良い大家さんになって、ストレスなく入居を決めましょう☆






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