新規の金融機関と取引する流れ。
2017年9月26日 08:26
サラリーマン大家さんから脱却して事業化を目指すと、
金融機関との付き合いが濃くなり、取引銀行の数も増えていきます。
ぼくの場合でいうと、サラリーマンの間は3行からのみの融資でしたが、
現在は、融資取引している金融機関は10に増えました。
週に1~2回は、どこかの金融機関が事務所にいらっしゃる感じですね。
先日売買契約を終えた区分マンションでは、
契約・決済に時間的な余裕があるので、新規の金融機関から借りようと、
準備を進めていました。
これまでの経緯は
1.4年くらい前に金融機関開拓の一環で、自分でアポを取って訪問。
決算書などを持ち込んで仮打診をしてみた。
2.個人で北陸に何棟も物件を持っているため、
その金融機関では管理がし切れず、取引対象にならない旨の回答→断念。
3.今年になって、新規開拓担当らしき人から電話。
「過去の記録を確認して、ぜひご挨拶に伺いたい」ということで来社頂く。
という流れでした。
途中で銀行の方針が変わることもありますし、
もしかしたら、前回は当時の担当者が「何か面倒くさいな-」と、
投げてしまっただけかもしれません(笑)
で、前回訪問後の決算書や保有物件の資料を確認してもらったあと、
「次の案件ではぜひ!」という話をもらっていて、今回の打診となりました。
もちろん「次の案件ではぜひ!」という後も、別の銀行でお金を借りてます。
他行の方も、同じ事を言いますからね。
融資の条件も「最初だから特別に」といって通常より良くなる場合も、
「最初なので・・」という感じで金利が高めだったりすることもあります。
後者の場合でも、初回はガマンですね。
今回も、いつもの銀行と比べると金利が高いのですがガマンです。
自分はまだ使ったことがありませんが、
信用保証協会つきの融資でもいいですよ・・という話をするのも、
初回の実績作りのためには有効だと思います。
あと、ほとんどの場合、融資審査や手続きを進める過程で、
個人の口座を開いて欲しいという話が出ます。
そこは「そうですね。お取引が進んだから(=´∇`=)」という感じで、
個人の預金取引が融資の「お礼」的なものであることを、しっかり伝えます。
こんなことを繰り返して、取引数を増やしていく訳ですね。