映画に学ぶ不動産投資③
2015年8月21日 07:16
ぼくはサラリーマンの時に、ふと思い立って
毎週1本映画をレンタルして鑑賞し、感想などを記録する生活を、
1年ちょっと続けていました。
それが去年また復活して、1年間で60本くらい。
今年はもう、今の時点でそのくらいの本数を見終わっています。
10億円(場合によっては一桁上)も掛けた大作を、
家庭用テレビとはいえ、100円くらいで楽しめてしまう訳ですから、
活用しない理由がないですよね。
映画に学ぶ不動産投資。
シリーズ3本目は「天使にラブソングを(Sister Act)」。
サラリーマンの時の集中鑑賞期間に観た映画で、
自分の中でいちばん良かったものです。
ギャングに命を狙われたことから、修道院に潜り込んだ主人公が、
ド下手で有名な聖歌隊の指揮者を任されたことから、
聖歌隊の大変身はもちろん、修道院全体の勢いまで変えてしまう話。
ストーリーだけではなく、音楽も素晴らしい作品ですね。
さて、この映画から不動産投資を学べるのは、
まず、人を動かそうというときの、温度感とかテンションです。
他の映画やドラマなどで、例えば「たまたま聞かれてしまった独り言」とか、
「去り際に皆に宛てた置き手紙」などで一気に場の雰囲気が変わり、
みんなが主人公に協力し始める・・・という展開が割と頻繁にありますが、
実際には、そういうことは起こりません。
人を動かすのは、その場において自分が一番熱く、
エネルギッシュに高いテンションで、全体を包み込むように
繰り返し働きかけなくてはなりません。
格好をつけていては、人は動きませんね。(^^;)
ウーピー・ゴールドバーグさん扮する修道女は、
ダメダメな聖歌隊メンバーにキレたり、叱ったりすることもなく、
常に愛を示しながら変革をしていきます。
相手を否定するどころか「ここだダメだ」という指摘さえしません。
常にポジティブな言葉を使っているのが分かります。
不動産投資をしていると、周りの人が思った通り動かなかったり、
「そんなんで仕事が勤まるのか?」と相手に驚嘆することがよくありますが、
そんなときは、この映画を思い出すと良いかもしれません。
役柄上はプロ歌手と、ダメ聖歌隊ということでしたが、
実際は、聖歌隊のメンバーこそがオーディションに勝ち残った俳優さんなので、
曲の中盤以降はバックの人たちの方が、はるかに上手です(笑)
そして、ステージにないドラムやエレキギターの音まで聴こえますが、
別にいいのです。映画なので。
※映画に学ぶ不動産投資シリーズ
① ゴッドファーザー
② 八甲田山