メーリングリスト(ML)というのは、ある特定のアドレスに送信されたメールが、
あらかじめ登録された複数のアドレスに、一斉送信される仕組みです。
Yahoo!グループなど、いくつかの会社でMLのサービスを行っていて、
ほとんどが無料で利用できます。
ぼくは、管理会社さんとの連絡の95%以上で、
このメーリングリストを活用しています。
例えば○○○○○○@yahoogroups.jpというような
グループメールアドレスを作っておきます。
○○○というアカウントの部分は、
マンション名にちなんだ名称であることが多いです。
このMLに、「管理会社の担当さん」「管理会社の代表アドレス」
「自宅」「勤務先」「携帯アドレス」などを登録します。
奥さんがいる場合は、奥さんの携帯アドレスも登録しておくといいと思います。
担当さんの携帯アドレスまで登録できれば完璧です。(=^_^=)
そして、連絡は極力MLを通じて行います。
「そんなの面倒くさい」「電話した方が早い」と思うかもしれませんが、
MLには、下記のようなすごい利点があります。
1.文字にして残るので、伝達が確実
「言った」「言わない」の水掛け論になることがありません。
2.管理会社さん内でフォローができる
担当さんにメールを出したのは良いものの、
長期休暇中で放置されていたのではシャレになりません。(^^;)
管理会社さんの代表アドレスや、店長さんのアドレス等も登録しておけば、
担当さんが手一杯の時でも安心です。
3.素早く情報をキャッチできる
携帯のアドレスも登録しておきますので、
トラブルがあっても、素早く判断・対処ができるようになります。
管理会社さんも、「MLで報告しておけば安心」と考えていただけるようで、
余程のことがない限り、電話がくるようなことはありません。
なお、電話が掛かってくる場合としては、
「入居候補者からの条件交渉」がほとんどです。
4.複数の人間が読んでいる緊張感
これは、管理会社さんだけでなく、こちら側にも言えることですね。
メールで依頼・報告されたことについては、
素早く対応しようという気になります。
ただ当然ですが、メーリングリストを活用するためには、
オーナーさん(自分)も管理会社さんも、
メールを日常的に使えていることが条件です。
ITに乗り遅れてるような不動産会社もありますが、
すさまじく便利なツールなので、ぜひ活用してくださいね。
具体的な活用法についての本です。