水道メーターの交換 完結編
2011年10月24日 07:42
こないだの週末は、
フェスタの申し込みが、かなりありました。
去年もそうでしたが、告知直後と直前一週間が、
いちばん申し込みがあるんですよね。
では、地味なテーマながらも長く続いた、
水道メーターの取替について、今日で完結編です。
メーター本体の価格が異様に高かったのは、
当該マンションに、「集中検針盤」が付いているから、
ということが分かりました。
この集中検針盤というのは、それぞれの部屋で使われた水道料を、
一発で検針できるというメリットがありますが、
他にはこれといって、大家さん向けの利点がなさそうです。
そこで、再び水道局に電話を掛けて、
「集中検針をやめたいんですけど、いいでしょうか?」
と、聞いてみたところ、あっさりOKでした。
ただし、
「各戸の検針盤が、オートロックの中にあるなど、
戸別の検針ができない場合は、集中検針盤でお願いします」
とも言われました。
今回のマンションは、オートロックがないので平気です。
ということで、このマンションについては、
メーター取替以降は、集中検針を廃止することになったので、
取替費用はかなり安くすることができました。
メーター本体がウソみたいに安くなったのと、
取替費用は、「単価×個数」ではなくて、
人工(にんく)で計算してもらうことで引き下げができました。
50万円以上のコストダウンは大きいです。(=´∇`=)
ところで、「水道局の人の検針がしやすい」というだけの理由で、
高いメーターを設置し続ける運命にある集中方式ですが、
建築した時の大家さんは、
いったい、なぜこんなのを付けようと思ったのか。
疑問に思ったので、いろいろ調べてみたところ、
多くの自治体で、
・以前は、一定戸数以上の規模がある集合住宅には、
集中検針盤の設置が義務化されていた。
・しかし、多大な維持コストが掛かるなどの理由で、
義務が廃止されたところも結構ある。
ということが分かりました。
こちらの自治体サイトもそうですね。
残念ながら、富山市がどうなのかは分かりませんでしたが、
管理会社さんも知らなかったくらいなので、
高いと思いながらも、集中メーターで取り換えた大家さんは、
義務化が廃止された後も、多いのかもしれません。
ちなみに、一方的に検針員さんの負担を増やすのは、
少しかわいそうかなとも思ったので、
富山市水道局に
「集中検針盤の検針と、戸別の検針では、
外注の検針員さんに支払う手数料は違うんですか?」
ということも聞いてみました。
すると、やはり集中検針盤よりも、
戸別に検針をしたほうが、支払手数料は高いそうです。
富山市のホームページから、証拠も見つけました。
今回は、メーターの料金をネットで調べたり、
モノによって価格の差が激しい理由を、水道局で聞かなければ、
そのまま高いメーターを替えた可能性が高いです。
何ごとも、しっかり調べてみるものだなぁと思いました。